今回は米国個別株の個人的に気になっている銘柄を紹介するよ。簡単に企業の紹介もしていくから、銘柄選びの参考になれば幸いです。
ということで、話題に事欠かない米国株をジャンルに分けていくつか紹介していきます
「米国株と言っても具体的にどんなものがあるのかわからない」という人の参考になればと思います。ちなみに今回紹介する中に、「私自身も保有しているけど今後どうしたものか」という銘柄もいくつか入っています
当ブログの管理人、きむらもちが気になっている長期保有銘柄、高配当銘柄、情報系銘柄の米国個別株の概要
今回は簡単にその企業の紹介もしていくので気になる企業があったら、自分でより深く調べてみることをおすすめします
なぜその銘柄を気になっているか理由を説明するととても長くなってしまうので、そこは省略させていただきますね
「この企業を気になっているんだな」くらいに思ってもらえればと思います^^
普通に有名企業も入っていますが、そのあたりはご了承ください
※今回はあくまでも私自身が気になっている企業の紹介です。個別株の購入を促す目的ではないので、その点はご理解くださるようよろしくお願いします
それでは早速見ていきましょう!
長期保有銘柄
まず最初は長期保有銘柄の紹介です
ちなみに長期保有銘柄とは、長期で見て成長が期待できそうな銘柄です。持ち続けていることで思わぬ利益につながるかもしれません
DOW ダウ・インク
ダウはプラスチックを始めとした多角的な化学品製造会社です。主要な製品技術として接着剤、添加剤、ポリウレタン、シリコーン、ポリエチレン、エラストマー、プラストマーなどがあります。生活に必要不可欠であり、今後の経済の成長にも大きく関わってくるであろう企業です
主要なマーケットとしては建築、建材関係、化学品製造および工業。ビューティーパーソナルケア、自動車関連、包装、パッケージなど幅広い分野で提供されています
コロナ渦で思うように伸びなかったところから、どのように動くかが注目ですね
時価総額 | 自己資本率 | ROE | ROA | PER | PBR | 配当利回り |
44,140百万USD | 20.2% | 40.4% | 9.6% | 7.7倍 | 2.7倍 | 4.7% |
配当利回りも高めなことから、高配当銘柄として投資をしておくのもありかもしれませんね
BAC バンク・オブ・アメリカ
バンク・オブ・アメリカは米国を代表する銀行の1つで、トレーディング、投資銀行、融資、リテール銀行など多様な業務を展開している。リーマンショックなどの幾多の危機を乗り越えた実績を持つ世界最大の金融機関の1つ。
米国では今後金利上昇の懸念があります。これは金融緩和によるインフレからきていることなのですが、その金利上昇による恩恵を受ける可能性のあるセクターだということも注目ポイントです
時価総額 | 自己資本率 | ROE | ROA | PER | PBR | 配当利回り |
388,662百万USD | 8.8% | 11.7% | 1.0% | 14.2倍 | 1.6倍 | 1.6% |
世界最大の金融機関という事から、経済の成長とともに利益も上がっていくことに期待が持てますね
PBCT ピープルズ・ユナイテッド・ファイナンシャル
ピープルズ・ユナイテッド・ファイナンシャルは、総資産$390億を有する銀行持株会社です。個人、法人及び地方自治団体の顧客に商業銀行、小売銀行及び財産管理サービスを提供しています。投資信託や、生命保険などの金融全般を扱っています。
先ほども上げたバンク・オブ・アメリカと同様の金融セクターなので、金利上昇の恩恵を受ける可能性があることも注目ですね。個人、法人、地方自治団体と幅広い顧客に対してのサービスも展開されていることから企業の成長に期待です
時価総額 | 自己資本率 | ROE | ROA | PER | PBR | 配当利回り |
7,901百万USD | 11.7% | 4.0% | 0.5% | 26.3倍 | 1.0倍 | 4.0% |
こちらも配当利回りが高めなのは魅力です。株価も11月14日現在では18.460ドルと手が出しやすい金額なので、コツコツと買い増していくことも気軽にできることはポイントですね
高配当銘柄
続いては高配当銘柄を紹介していきます
高配当銘柄とは、配当利回りが高い銘柄のことです。高配当銘柄もただ配当利回りが高いものを選べばいいわけではありませんので、銘柄分析も迷いどころ満載です
WMB ウィリアムズ・カンパニーズ
米国全土に天然ガスを配送する3万マイル超えのパイプラインを保有し、天然ガスの探鉱、生産、収集、精製、輸送を中核企業とするエネルギー会社。買収による規模拡大も加わり、国内最大級のパイプラインシステムを構築。北米からメキシコ湾にかけて600以上の顧客にガスを輸送している。
LNG需要の今後の伸びとして、世界的に見て2018年には約3,1億トン、2030年には約4.8億トンと予想されています
また顧客と最低限の輸送手数料がコミットされていたり、長期契約なところも収益を安定させる上では大切なポイントです
時価総額 | 自己資本率 | ROE | ROA | PER | PBR | 配当利回り |
34,798百万USD | 26.6% | 8.7% | 2.2% | 35.2倍 | 3.1倍 | 5.6% |
気になる配当利回りは5.6%とかなり高めです。日本は石油、天然ガスについてほぼ全量輸入に依存していることから、まだまだお世話になるセクターですね
BTI ブリティッシュ・アメリカン・タバコ
ブリティッシュ・アメリカン・タバコはロンドンにありロンドン証券取引所に上場している企業です。1902年に創業し、それ以来、世界有数のグローバル企業として確固たる地位を築いてきた世界で活躍するタバコグループ。製品ポートフォリオは、紙巻たばこなどの燃焼性たばこ製品から、さまざまな非燃焼性製品にまで及んでいる
高配当銘柄といえばたばこ業界ですよね。非燃焼製品には健康リスクを軽減する可能性のある新しい製品など、種類も豊富な大手たばこメーカーです
時価総額 | 自己資本率 | ROE | ROA | PER | PBR | 配当利回り |
80,910百万USD | 45.5% | 9.4% | 4.3% | 9.7倍 | 1.0倍 | 8.4% |
配当利回りは驚異の8.4%です。ちなみにたばこ銘柄といえば【アルトリア】もありますよね。なぜこちらを紹介したかというと、現在こちらの方が株価が安くてコツコツ買い足していくには悪くないかなという単純な理由からでした
もちろん業績も悪くないですよ^^
CL コルゲート・パルモリーブ
コルゲート・パルモリーブ日用品を手掛ける大手企業です。1806年の設立以来、世界的な消費者製品会社の一社に成長しました。歯磨き粉は世界シェアトップでありながら、シャンプー、デオドランド、石鹸、食器用洗剤など幅広く手掛けています。高いブランド力を背景に需要は根強く、業績も堅調です。
日用品という事で、景気の波に左右されないところは強みですよね。どんな状況でも安定した収益を出してくれることが期待できます。
時価総額 | 自己資本率 | ROE | ROA | PER | PBR | 配当利回り |
65,767百万USD | 4.7% | 428.5% | 17.0% | 24.9倍 | 111.3倍 | 2.3% |
配当利回りは若干少なめに感じますね。
ちなみに、7-9月期(第3四半期)決算は原材料費と物流コストの影響からか、増収減益だったようです。売り上げは増えている状況のようなので、今後の見通しが気になりますね
情報関連銘柄
では最後に情報系銘柄を紹介していきます
情報系銘柄とは、半導体や、ソフトウェア企業、ウェブサービス企業が揃っています
AMD アドバンスト・マイクロ・デバイセズ
コンピューターおよび家電業界向けマイクロプロセッサーの設計を手掛けています。売上の大部分はCPUやGPUを介したパソコン市場やデータセンター市場です。プレイステーションや、マイクロソフトなどに使用するチップも供給している大手ハイテク企業です
AMDといえばインテルと同等の能力を持っているが、安価に購入できるCPU「Ryzen」を手掛けている企業です。私もパソコンを購入する時はインテルかRyzenでかなり迷ったのも覚えています
時価総額 | 自己資本率 | ROE | ROA | PER | PBR | 配当利回り |
178,594百万USD | 65.1% | 72.1% | 43.7% | 45.5倍 | 25.0倍 | -% |
現在半導体不足が深刻化していますが、どう影響してくるかという感じですね。株価は現在順調に右肩上がりを続けています
ORCL オラクル
マイクロソフトに次ぐ世界第2位のソフトウェア会社です。データベース・テクノロジーやエンタープライズ・リソーシズ・プランニング(ERP)ソフトウエアを世界中の企業に提供しています。現在はクラウド関連が売り上げの大半を占めています
ソフトウェア企業ですが、現在はクラウド関連が大半の売り上げを占めていますね。ソフトウェアというとやはり、マイクロソフトが一番に思い浮かびますものね
時価総額 | 自己資本率 | ROE | ROA | PER | PBR | 配当利回り |
255,709百万USD | 4.0% | 351.0% | 11.8% | 19.9倍 | -倍 | 1.3% |
クラウド事業で、世界的な企業になるかもと期待を寄せる人もいるので、今後が楽しみですね
VZ ベライゾン・コミュニケーションズ
ベライゾン・コミュニケーションズは、現在では無線通信事業が主な事業(売上高の70%以上、営業利益の大半を占めている)となっています。子会社を通じて、消費者、企業、政府機関に通信、情報、娯楽の製品とサービスを提供する米国では首位級の通信サービス企業。
IT化が進んでいる昨今では通信事業は個人的に推していきたいと思っています。どこかで跳ね上がる期待を持ちながら、日本株も情報系は多めに保有傾向にあります
時価総額 | 自己資本率 | ROE | ROA | PER | PBR | 配当利回り |
216,696百万USD | 21.4% | 31.0% | 6.8% | 9.8倍 | 2.8倍 | 4.8% |
配当利回りも高めですね。ただしユーザーを維持、確保するための価格競争が激しいので、成長は難しいとされています。今後の業績は安定推移が想定されているので、高配当銘柄としての保有もいいかもしれませんね
おわりに
ということで、私が気になっている銘柄を紹介させていただきました
ちなみに株価というのは需要と供給により決まってきます
買う人がいて、売る人がいる。安く買いたい人がいて、高く売りたい人がいる。こういったバランスの中で株価は決まってきます。なのでどの銘柄が上がるというのは誰にも予想できません
様々な仮説を立てながら株を購入し、自分の納得のいく取引をしていきましょう
ざっくりとした企業の概要を伝えるだけの記事になってしまいましたが、こんな企業もあるんだと、誰かの参考になれば嬉しいです^^
ということで今回は以上となります。他にも投資関連の記事を投稿しているので、興味がある人は是非他の記事も見ていってください
そして、最近読んだ投資家ブロガーの「たぱぞうさん」の書籍も米国株について詳しく書かれていて、とてもわかりやすいです。こちらもリンクを載せておきますので、よかったらそちらもどうぞ^^
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