元保育士のきむらもちです。今回は保育士時代の話をしていきます
なぜこの話をするかというと男性保育士って色々と思い悩むことが多いんですよね
もちろん女性の保育士の方は悩まないんかいと言ったらそれは違います
子どもと関わる職業をしていて思い悩むことなく仕事をする人はいませんね
ただ男性保育士ってやっぱり人口が少ないじゃないですか
気軽に相談できる人がいなかったり、更衣室が物置だったり、着替え中に誰か入ってきて「キャー!」ってなって、いや叫びたいのはこっちよ!ってなったりちょっと肩身が狭い思いをする人も少なからずいると思います
そんな私の保育士時代の話をして少しでも共感出来たり、気が楽になったりする人がいればいいなと思い、ちょっとしたエピソードや男性保育士あるあるやくだらない話なんかを書いていきたいと思います
なぜ保育士をやめたのか
まずは私がなぜ辞めたのか
結論から言うとお給料の問題ですね田舎の私立の幼稚園に勤めていましたがその中では、お給料はいい方でした
しかし何十年も務めている人にちらっとお金事情を聞くと、私と大して変わらないんですよね
これは衝撃でしたね。それと同時にこのまま勤めたままでいいのかと思うようになりました
もちろん仕事自体は楽しかったですね
でもそれが判断を鈍らせていたんですよね
結果私は6年間保育士をしました。今にして思えば笑いあり涙ありの本当に素敵な6年間だったといえます
恐らく生涯これほど濃い生活は今後ないだろうなと思っています
あの頃を懐かしみながらちょぼちょぼ書いていきたいと思います
保育士になってできるようになったこと
まず保育士になったことで様々なスキルが身に付きました
- 三つ編みができるようになった
- ピアノが弾けるようになった
- お便り等のレイアウトを考える力が身についた
- お帳面などを通して文書力が身についた
- 壁面などの切り紙がものすごく上達した
- 人の気持ちをより一層理解しようと思えるようになった
- 自分の考えの浅はかさにいろいろ気づかされた
あげればきりがないですけど、すぐ思いつくのはこんな感じですかね
とにかくいろんなことができるようになりましたね。保育園や幼稚園て女性が主じゃないですか。だから私たち男性からすると新鮮なことがすっごいたくさんあるんですよ
「あ、こんなこと考えて作ってるんだ」とか
「そういう為の物なんだ!」とか、なんかいろいろ新鮮でしたね。だから基本最初は何もできないんですよ。
「えっっちょっっまっ!」
リアルこんなです(笑)だからこそ一個ずつできるようになると嬉しくて、達成感も感じられましたね。
ちなみに三つ編みは子どもから教えてもらいました
年長くらいになると女の子は器用でいろんなことができます
髪の毛を上手に結んだり、折り紙も難しいのを折れるようになったり、あやとりなんかは私と完成の速さを競ってかなりいい勝負をする子もいましたね。
そして何より女の子は口が達者
私が何か言っても「でもさ!」「そんなのわかんないじゃん!」などあなたたちおいくつですか?と言いたくなるほどですね
しまいには「先生!さっきの話まだ終わってないんだけど!」とまるで何年も前の話を蒸し返すかのような勢いで話の続きを迫ってくる場面もあります
どれもほっこりしながら聞いてましたね。懐かしい
女性の職場はドロドロしてるっていうのはホント?
これは一概にはどこもそうとはいえませんので、そこはご理解の上読んでいただけると幸いです
ここでは私が勤めていた園で感じたことをお話ししますね
まず女性が多いところはドロドロしてるとよく言われますが、私の園ではこれは無かったです
そしてなぜそう言われることが多いのかも何となくわかった気がしました
女性はですね。本当にいろいろ考えながら生活や仕事をしているんですね
そして細かいところにも目が行き届いています。私なんかが気づくはずもないようなことも当然のように目を配らせていたりするんですね
つまり細かいところに気が付いてしまうんですね。それは人の性格や内面についてもそうだと思うんです
「あの時こんなこと言ってたよ」とか「こんなことしてたんだけど」とか人の行動や言動をすごいよく見てるんですよね
そこからちょっと不信感を抱いたりするきっかけになったりするのかなと、身近に話を聞いてて感じましたね
私たち男からするとそんなところまで気にするんだーという事もありましたね
でもそこまで人のことを見ていてくれてるんだと私は純粋にすごいなと思いましたし、ありがたいなとも思いました。
なぜかというと、例えば担任の先生がその日の活動を終えてまだ片付けができていないことがありました
後でするんだろうなー、と思いつつも手持ち無沙汰な私が片付けをしました
すると後で
「片付けしといてくれたんですかぁぁ!」
と満面の笑みで喜んでくれるんですね。
「いえ、ちょうど手が空いてたもので」ドヤ顔
ただ片付けしただけで、なんか俺すごいことしちゃったんじゃね?って気になります
あと先回りして道具とか準備してしておくとそういうのもやっぱりすぐ気付くんですよね
「何も言ってないのに、準備しといてくれたんですかー!!」
はい。皆様のためならなんでも準備致しますよ?ってなるわけですよ
こんなのね、同じ場面で男社会だったらどんなか知ってますか?
工事が終わった後、少しずつ片付けしといても
「お、あんまり散らかってなかったなー!ラッキー!」
先回りして道具準備しといても
「お、ちょうどいいとこにあったぜー!ラッキー!」
え?馬鹿なの?男って馬鹿なの?
この違いは何?別世界?パラレルワールド?
とまあこのギャップにむかつきながら、頻繁に保育士時代を思い出すんですね
女性の話に戻りますが、子どもたちへの声かけや、関わり方なんかもよく見てて、良かったところや、直した方がいいところなんかも適切に教えてくれました
もし職場でも家庭でも、女性に小言ばかり言われるなーと感じることがある人がいたら
いろんなことに気が付いてるからだということを思い出してみるといいですね。自分の配慮の足りなさに気が付くこともあると思います
とまあこんな感じで、評価をするべきところはしっかり評価をしてくれる
これは本当に感じました。もちろんよく見られているということはその逆もありますけど、そこはまあ、ゲフッッ!!ゲフンゲフンっ!
ちょっとのどの調子が
終わりに
こんな感じで気分転換に保育士時代の話も混ぜていきたいと思います
今回は女性の職場の良さみたいな記事になってしまいましたが、他にもいろいろ書いていけたらと思います。
保育士さん。日々の激務お疲れ様です!!子どもたちの笑顔を守ってくれてありがとうございます!!
以上!
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