今回はジャガイモ堀りの記事です。ジャガイモってこんな感じで収穫するんだーと知らない人の参考になれば嬉しいですね
本日ようやくジャガイモ堀りをすることができました
夏になり私の畑に埋まっている芋たちをこの手で掘り尽くしてくれようと意気揚々としていたのですが、仕事が忙しくなかなか取り掛かれない日々が続いていました
本当ならね、8月の始めくらいには収穫できる状態だったのですよ。雨が降るたびに
「あ、やべえ、芋腐る」
こんな心配をしながら過ごしていました。
やっと今日時間ができたので、せっかくだから記事にしようと写真をパシャパシャ撮りながら掘り起こしてきました!
というわけでまずは畑の状態をご覧ください
きむらもちの畑
え、雑草畑ですか?雑草栽培してるんですか?食うんすか?
はい、頻繁に手入れもできず雑草だらけの無様な畑です。(笑いたきゃ笑えよ!)
これでも2週間前に草を刈ったばっかりなんですよ
それがこの様です。雑草の力恐るべし
まずは手で雑草をかき分けむしり取り、畝(うね)を出します。(畝はジャガイモが埋まってる土がもっこりしてる部分のことです)畝を出したら黒いマルチシートがかかっているのでそちらをひっぺがします。
そうすると今回の目的のジャガイモさんが姿を表すんですね
こんな感じです
所々ジャガイモの頭が出ていますね
ジャガイモは普通日の光に当たると毒を作ってしまい毒ジャガイモになってしまいます
それをこの黒いマルチシートがあることによって日の光が当たらず、土から出てきたジャガイモも毒を作り出すことなく収穫できるんですね。
一か月も遅れてしまったので、腐ったジャガイモだらけになっていると思いましたが、意外と状態は良さそうですね
ちなみに今回のジャガイモはキタアカリという品種のジャガイモです
男爵系のジャガイモで、形は丸っこく煮崩れしやすい特徴があります。ほくほくとした触感、甘みがおいしさを引き立てていますね
ということで収穫をしていきましょう!
いざ収穫!!
まずはこのジャガイモが見えている所にスコップ(先がとがっているケンスコというものがベスト!)を突き刺します。芋を突き刺さないように、なるべく土の下のほうを狙います。(芋を真っ二つにしないようにね)
そしたら、テコの原理のようにして土を持ち上げます
すると土の中にあった芋がモリモリ!っと出てきます!なかなか大量ですね。これだけでは全部出てこないので手で土からかき出してあげましょう
こんな大きいのがゴロゴロ出てきましたね。
実は今回種芋を買うことができなかったので、去年収穫した芋を畑に植えたんです。なのでちゃんと成長するか心配だったんですけど、心配いらなかったですね。
ちなみに種芋というのはジャガイモの種みたいなものですね
見た目はジャガイモとほぼ変わりませんが種芋を使ったほうが病気になりにくいとか聞きますね。
なぜ種芋が買えなかったかというと今年は種芋がバカ売れしていたみたいで
どこのホームセンターに行っても今年の分は終了しましたという私にとっては死の宣告ともとれるメッセージが張り出されているだけだったのです
買い始めるタイミングが少し遅かっただけでこの仕打ち。コロナの影響で家庭菜園を始める方が激増していることが要因としてあげられます
でも農業人口が増えることはいいことですよね
何はともあれ、無事に成長していたので結果オーライですね!
この調子でジャガイモの収穫をしていきました
ちなみにこちらが日に当たって毒を生成しているジャガイモですね。
一部分だけ青くなっていますよね。この色になっていると時すでに遅しなので食べてはいけません
ジャガイモだけでなく身近な食材は、作ると気をつけなくちゃいけないことが結構あるんですよね
収穫完了!!
ということで無事にこの手で掘り尽くしてやりました。この土の部分が4列ありますよね
こちらが今回ジャガイモを植えた場所になります。ちなみに去年はこの4倍近くの量を植えたんですよ。あ、私ジャガイモ好きなんで。その結果ですね
収穫がめちゃくちゃ大変
去年は死にそうになりながら収穫しました
しかも8月のめちゃくちゃ暑いときにです。じゃがいもを掘り尽くすのが先か、私の命が尽きるのが先か、私とジャガイモの戦いでしたね
後半毒ジャガイモなんだか普通ジャガイモなんだか見分けがつかないくらい衰弱していました。
「俺の負けでいいから勘弁してくれええええ」
という思いの中、地に膝をつく私。残り4畝くらいあったんですが、見て見ぬふりをして立ち去りましたね。(後日めっちゃ元気な時に一瞬で掘り尽くしてやった)
ということでこちらが今回のお芋ですね
収穫したらこのように日の当たらない風通しのいいところで乾かします。濡れた状態だと腐ってしまいますからね。
ジャガイモは日持ちもよくしっかり保存しておけば来年までジャガイモを買わなくても済むほどです
そして何より、栽培が簡単なので、初心者の方にもお勧めです!
「畑なんてこちとら持ってねえんじゃあ!」
という方。ジャガイモはプランターでも栽培できます
農業はやってみると大変な分、野菜が育っていくという楽しさもあります。特に収穫の時はうきうきしてしまいますね。
九月と言えば、私の地元、南魚沼産コシヒカリの稲刈りもあるのでそちらも可能であれば紹介していきたいですね
今回は以上です!
レッツ農業‼‼
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