ロシア、ウクライナ問題は世界に不安や衝撃、悲しみを生み、そして経済に大きな影響を与えています。私自身、早く終息
しかし、残念ながら戦争が終わったとしても、全てが元通りというわけにはいきません
ロシアの銀行をSWIFT(国際銀行間通信協会)から排除したり、米国は8日にロシア産原油、天然ガス、石炭などの輸入禁止も決定し、ロシアへの制裁を一段と強化する形となり、世界経済はこの先どうなるのか全く分からない状態が続いています
こういった問題点の中、株式市場も大いに荒れている状態が続いています
今回は、こういった問題の中の株式市場のざっくりとした動き、そしてどう立ち回るのがいいのかについて私の考えを書いていきたいと思います
ロシア、ウクライナ問題から見る株式市場
まず、第一に今の株式市場はかなりボラティリティの大きい相場となっています。少しの材料で株価が激しく動くため、難易度の高い相場となっています
つい最近まで、人気だった半導体もいつの間にか低迷気味ですし、それに伴いハイテク銘柄も全体的に弱くなってきています
そして、まさに米国は金利上昇局面で来るか来るかと待ち構えていたところに、このロシア、ウクライナ問題が勃発してしまいました
そこで金融銘柄も3月8日にかなりの下げが見られました。金融銘柄については長短金利差がなくなってきていることから正直ここ最近までよく上がってきていたなという感じだったんですが、ここにきてようやく株価の大幅な下げが見られました
アマゾンもここ数日で大きく落としていますし、ロシアへの販売も一時停止とするとの発表もありました
そしてなんといっても、原油が強く、株価の上昇が止まりません
米国はロシアの原油の輸入を禁止したこともあってか、エクソンモービル、シェブロンなどの株価の上昇が著しいです。ただ3月9日には大きく株価を落としているので、参入するならよく機会をうかがう必要があります
これらが長期で続くのか、短期的なものになるのかはわかりませんが、現在の株式市場をざっくり振り返るとこんな感じです
現在の相場でどう動けばいいのか
では今回のような相場ではどう立ち回ればいいのか
おすすめするとすれば、結論は無理に相場に参加せず今後の為にキャッシュを多めに持っておく。これにつきますね
これだけボラティリティの大きい相場ですと、今は順調に上がっている企業でも、今後何があるか全く予想ができません。ロシアへの制裁で販売や輸出を停止する企業も今後出てくるかもしれませんし、ロシアからの輸入をストップして原価が上がるものも今後出てくる可能性もあります
こういった相場では無理に参入せず、キャッシュを多めに持ち、世界の平和を願いながら気を待つのがいいと私は思っています
それでもどうしても参加したいという人は、コモディティ、中でも原油、金など現在強いセクターを分析して参入するのが個人的には思う部分もあります
ただ、先ほども書きましたが、3月9日にはエクソンモービル、シェブロンなど、原油系の銘柄は株価を大きく落としているので、ここにきて株価の上昇も落ち着く可能性もあります
まずは、ロシアによるウクライナへの攻撃が収まる事を第一に考えそこからの動きを見てもおそくはありません
こういった相場で安定した利益を出すことは難しいので、この記事を読んでいる皆さんには、まずは焦らず今後の動きを待ってから行動しましょうという事を伝えたいです
短いですが今回は以上です
焦らずゆっくり資産運用をしていきましょう
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