前回の話はこちら
前回新築を購入する話をさせていただき、とにかく少しでも不安をなくせるように個人的に行ったことを書きました
といっても現在の生活費から、いくらくらいの金額で新築を購入するべきなのかということを把握しただけなのですが…。
まあこれだけ理解しておくと、今の生活水準を維持しながら新築を買えるんだなと、少し不安は消え失せます
ただ新築を購入するうえでは本当にいろんなことを決断していかなければいけません
今回はそのうちの一つ。土地を購入した時の話をしていきたいと思います
土地は絶対に妥協してはダメ
新築を購入する場合、土地を購入する人もいれば、既にある土地に家を建てるという人もいると思います
私の場合、実家の敷地はかなり広く実家の敷地内に家を建てることも可能でした。両親も2世帯でどうかと提案してくれたのですが、できれば知り合いもいて、子どもも多い地域に越したいという思いから、新たに家を建てる土地から探すことにしましたのです
これがまあ大変でしたね
探してみるとわかりますが、本当に決められないんですよ
なんせ一生その土地に住むことになりますからね、地域の事や、近隣の人のこと、交通の便など、考えれば考えるほど決められないんですよね
しかも私、人より不安症なのであらゆることが気になってしょうがないんですよ
近隣の人がものすごい怖い人だったらとか、あんまり家が密集してるところだと、私が外で何かしている時に覗かれてしまうとか、近所に年寄りがいたら勝手に家に入ってくるんじゃないかとか
実際に、うちはど田舎なので近所のお年寄りが勝手に入ってきたり、認知症が進んでいる近所の人が、すでに亡くなっている私のおばあちゃんに会いに家に入ってきたりと、割といろんなことが起こる村でした
せっかく引っ越すのなら、避けられるトラブルは避けていきたいですものね
なのである程度妥協しながら、そして、絶対妥協できないところも照らし合わせながら土地を選んでいきました
ハウスメーカーの方もいっていましたが、土地は絶対に妥協してはいけないとのことです
最初に言ったように一生底に住み続けるわけですからね。条件に合った土地を根気よく探し続けることが満足のいく新築の為の第一歩なのでしょう
土地の条件
ちなみに私たちが土地に関して上げた条件は以下の通りです
- 予算320万円以内
- 60坪以上
- 畑ができるスペースの確保
- ある程度の自然がある
- 家が密集していない
大体こんな感じの土地を探していました
家は30坪くらいの家を想定していて、そこで車を停めるスペースだったり、畑をするスペースを取るとなると、60坪は確実に必要になってくる感じでした
ちなみにこの感じでいくと、坪単価5.3万円くらいになりますね
都会の方の相場はわからないのですが、新潟県のド田舎なので、この金額はわりと探せばあるんですよね
せっかくの田舎なので自然も感じたいですし、少し町中から離れたところを中心に探していきました
といってもハウスメーカーの方がとても熱心に探してくれて、事あるごとに連絡をもらい、土地を見て、ダメならまた探してもらうの繰り返しで、本当にハウスメーカーの方にはお世話になりました
結局土地は1年間くらい決められなかったんです。その間も妥協してしまいそうになった場面もあったんですが、もう少し、もう少しが続き、とにかく条件に合う土地を探してもらってましたね
土地は生き物だ
土地の厄介なところは、迷っているとその間にすぐに売れて、なくなってしまうところなんですよね
俺「お、この土地いいですやん。ちょい保留で」
数日後…。
ハウスメーカー「すいませんこの間の土地売れちゃいました」
俺「ファっ!」
こんなことが何度あったでしょうか
妥協してはいけないし、慎重に選ばないと後々後悔してしまうから、ゆっくり決断していこうと思って少し考える時間を取っていると、いい土地はあっという間に売れてしまいます
ハウスメーカーの人はこう言っていました
「土地は生き物ですからね。ゆっくり選ぶのももちろん大事なのですが、いいと思ったら早めに決断するというのも大事になってきます」
なるほど
確かに土地を決めてしまったらもう後戻りはできないということが引っかかり、なかなか私たちは決断できずにいました
しかし、それでは駄目だったんだなと思い、もういい土地があったら即買いの勢いで探し始めましたね
どんな土地があったか
ここで、私たちが土地を探していて、これまで候補にあがった土地をいくつか簡単に紹介させていただきますね
土地面積約140坪で中古物件付の土地
こちらの土地はお値段約400万円くらいでした
驚きの広さで、さらに中古物件もついているという、なかなか良さそうな感じですよね
しかも住宅地から少し離れていて、周りの景色も悪くはありませんでした
しかし、この物件は結構年数が経っていて、なんと少し家が傾いているんです
傾いている家に住むなんてことは到底できないので、解体工事をして新たに家を建て直すということになります
これだと解体の費用も掛かってきますし、思い切りの予算オーバーになってしまうので却下となりました
ただ、土地も広く場所も悪くないことから割と早く売れていましたね
財力があれば買ってもいいかなと思う土地でした
国道沿いの約58坪の土地
こちらはお値段も約300万円程だったんですがなんせ国道沿いという事で、「うーん」という感じでした
国道沿いだと、深夜でもトラックとか通りますし排気ガスによる汚れや、車の通る音なんかも気になってしまいます
せっかくの田舎なので、車の音や排気ガスを気にしないで過ごせる場所がいいなと思い却下となりました
そもそも畑ができるような所もありませんでしたしね
希望の地域ではないが約90坪の田んぼ近くの土地
こちらの土地はなんと、驚異の220万円でした
近くには家もちらほらありますし、田んぼも山も近くにありまさに田舎と言ったらこれでしょという土地でした
というか私の実家の隣の地域の土地でした
なので本当にド田舎の土地で、価格もかなり安くなっているんです
ただ、やはり希望の地域じゃなかったこともあり、却下となります
しかしこの土地、田舎暮らしを希望したい人にはかなり魅力的な土地でしたね。というのもまさに都会の方から越してきた方が即買いされたそうです
子どもをつくる予定もなく田舎でのんびり暮らしたいという夫婦がご購入されたそうです
田舎に住んでる身としては、確かにのどかに生活するにはうってつけの土地だったなと思いますね
購入した土地
今回紹介した土地以外にもいろんな土地があったのですが、結局私たちが購入した土地はどんなだったかというと以下になります
- 坪数64坪
- 両隣に家はあるが、西側は山までよく見えて見通しがいい
- 家を建ててカーポートを建てても畑をするスペースがある
ざっくりこんな感じの土地となりました
気になるお値段は、なんと290万円!
実際320万円だったのですが、ハウスメーカーの方が値切ってくださり、290万円で購入することができました
ありがとう!
家を建てる地域も、希望の所とは少し違ったのですが、子どもができたら希望の小学校に通えるところなので、こちらも満足です
まだ住んでいないので何とも言えないのですが、今のところ後悔はなく満足しているので家を建てる際も公開がないように設計仕さんとの打ち合わせは真剣にしていきたいと思います
雪国ならではの苦悩
ちなみに余談なのですが、私たちが住む地域は豪雪地帯で冬になれば、家や道路に山盛りの雪が積もります
そして私たちの暮らし、行く末を阻んできます
身の丈以上の雪の壁を見て、超えられない壁を毎年感じているのです
そんな雪国だと、家を建てる際にも考えなくてはいけない点が出てきます
家周辺の消雪の状況や、近隣住民の雪の処理の仕方、たまに人の土地に屋根の雪を落としてしまう人もいますからね
そして、家を建てる際に落雪式の屋根にするか、耐雪式の屋根にするか、または、どちらにもせず自分で屋根の雪下ろしをするか
ちなみに自分で屋根の雪下ろしをする場合、人生の大半を雪下ろしに使うことになるので地獄を見ます
雪にまみれて地獄を見ます
雪に憎しみを抱くようになります
耐雪式にする場合、家を建てる際の材料費がかかるので、+150万円程かかりますし、屋根に雪を積もらせたままにするので、防水加工などが傷んできたら雨漏りの原因になります
なので、基本は落雪式がよいのですが、その場合、自分の土地内に雪を落とすスペースを確保する必要があるんです
それが確保できず、他人の敷地内に雪が落ちてしまうとなった場合、高い費用を払って耐雪式で家を建てなければいけなくなってしまいます
雪国ってのはね…。
大変なんだよ‼‼‼
今回の土地も実は落雪した場合、他の方の土地に雪が落ちてしまうのですが、そこは冬は使用しないところで、落ちても問題ないよと許可を頂いたので、今回の土地で無事家を建てることができるようになったのです
家を建てられるようになりましたが、実際に建ってからも問題は山づみの予定なので今後も少しずつ解消していけるように頑張っていきたいと思います
おわりに
ということで今回は土地に関することを記事にさせていただきました
自分がこれから住み続ける地域になるので、本当に妥協はできません
妥協したら死にます
そのくらいの気持ちでいるのが良いかと(笑)
また、地域によっては、雪が降ったり、海沿いだったりとかで、いろいろ考えなければいけない事が違ってくると思います
そういったことも把握しておくことで家を建てる際、引っ越しをする際に役に立ってくるので、今後家を建てることを予定している人はまずその地域のことを調べてみると、いろいろスムーズに決まるかもしれませんね^^
私も今回の土地選びでいろいろ勉強になったのと同時に、今まで何も知らなかったんだなとも思い知らされました
土地に次は、家の内装決めなどもあるので気合を入れていきます
ということで今回は以上です!最後まで読んでいただきありがとうございました^^
コメント