積み立てNISAを始めてここ最近の急上昇が怖いです!いつか暴落が来て激増した資産が激減してしまったらどうすればよいのでしょう!
いつ暴落が来るかは誰にもわからないからね。あまり心配しないで自分が決めた投資対象にコツコツ積み立てをすることが大事なのだけど…。
そうはいっても心配なんだよなー。運用資金が増えれば増えるほど俺の心臓はプレッシャーに押しつぶされそうになるよー。
ここ最近ネガティブなニュースがいろいろあったからね。じゃあ今回は積み立てNISAで評価額がマイナスになった場合の対処法を解説していこうか
この記事を読むと
- 積み立てNISAで暴落が来た場合の対処法
- ドルコスト平均法について
以上のことがわかるので「現在資産の評価額がマイナスになっている」
もしくは「今後暴落が心配」という人は是非見ていってください
まず結論を言ってしまうと
暴落が来て評価額がマイナスになった場合でも、積み立て投資は継続し、保有し続けることが大切。暴落が来た時にも積み立て投資を続けることで、普段よりも安い価格でたくさんの買い付けができ、次に来る株価上昇時の恩恵を最大限に受けることができる。
以上の結論を踏まえて見ていきましょう
積み立てNISA暴落が来た場合の対処法
積み立てNISAで毎月積み立てをしながら生活をすると
運用額が増えるにつれて「これだけのお金が暴落が来て大幅に減ったらどうしよう」
と不安になってくる人も多いと思います
特に投資を始めたての初心者の方に多いと思います
こちらは過去5年間のS&P500の動きです
右肩上がりの中に、所々株価が下がっている年もあることがわかると思います
しかしその都度下落を乗り越えて上昇していますよね
もし下落局面で不安になり、これ以上のマイナスにならないように早々に売ってしまうと
この上昇局面の恩恵を受けることができなくなってしまいます
せっかく積み立てNISAで非課税運用ができるのですから
大きなリターンを狙いたいですよね
この大きなリターンは時間を味方につけることで
誰しもが獲得できる可能性のあるものなんです
つまり大きなリターンの為に、私たちは一度その対象に投資をすると決めたら
株価が下がっても、そこから上がっていくことを信じて保有し続ける必要があるんですね
それが積み立てNISAで大きな利益を出すための一番の方法です
まとめるとこんな感じですね
そして、暴落局面で積み立て投資を継続することも利益を出すためにはとても大切なことです
それこそが、【ドルコスト平均法】と言われる手法につながるわけですね
次で解説していきましょう
なぜ暴落がきて、評価額がマイナスになっても積み立て投資を続けるべきなのか
暴落が来た時の対処法として
【積み立て投資を継続すること】と結論を出しました
それは【ドルコスト平均法】につながることだと言いましたね
ではまず暴落がきて評価額がマイナスになった場合でも、積み立て投資を継続する理由について解説していきます
こちらは過去から現在のS&P500の動きです
1990年から現在にかけて、少しずつ右肩上がりで上がっていき
特に2010年からの成長が著しいことがわかります
積み立てNISAで一番利益が出せるパターンというのは
つまりこのグラフを例にすると
1990年ごろに積み立てを始めて、2021年の今頃に売り始めるパターンというのが
大きな利益を出せている良い例なんです
ここから何がわかるかというと
株価が安いときに積み立てをすることで、普段よりも多くの口数を買うことができ、株価が上昇し始める頃に大きな利益を出すことができる
【口数】とは投資信託の取引単位のことです。株でいうと単位は【1株】と言われますが、投資信託は【1口】というふうに口数で表されます
しかし、この一番利益が出せるパターンというのは狙ってできるものではありません
というのもいつ暴落が来て、いつ株価が上昇するかなんて誰もわからないからです
ですが毎月定額で積み立て投資をすることで、このパターンに近づくことはできます
毎月定額で積み立て投資をすると
暴落して株価が下がっているときには普段よりも多くの口数を購入することができます
そして株価が上がっている時には購入口数を抑えることができるんです
実際に数字を用いて例を見ていきましょう
商品名 | 一口当たりの値段 | 毎月の積立金額 |
---|---|---|
もちSlimMAX | 200円 | 30000円 |
例えば上記の表のような、投資信託の商品に毎月3万円の積み立てをしていたとします
この場合200円の商品を3万円分購入することができるので
150口購入することができますね
では株価が下がってしまい一口当たりの値段が150円になってしまったとします
商品名 | 1口当たりの値段 | 毎月の積立金額 |
---|---|---|
もちSlimMAX | 150円 | 30000円 |
この場合3万円で毎月積み立てをしていると
200口購入することができますね
このように株価が下がっている時に毎月積み立てを継続することで
普段よりも多くの口数を買うことができます
一口当たりの価格は投資信託の基準価格を見ればわかります。基準価格とは1万口の値段を表示しているので、例えば基準価格1万5千円の商品があれば1口当たり150円で取引できることがわかりますね。
逆に株価が上がり、一口当たりの値段が300円になってしまった場合
商品名 | 1口当たりの値段 | 毎月の積立金額 |
---|---|---|
もちSlimMAX | 300円 | 30000円 |
この場合毎月3万円の積み立て投資をしていると
100口購入することができますね
このように毎月一定の金額で積み立て投資をしていても
購入できる口数は株価が変動するたびに変わってくるんです
株価が下がれば、より多くの口数を購入することができますし
株価が上がれば、普段より少ない口数を購入することができます
これがドルコスト平均法というものなんです
毎月一定の金額で積み立て投資をすることで、株価が下がっている時に多くの買い付けができ、株価が下がっている時には普段より少なめに買うことができる。このように一定の金額で買うタイミングを分散させることで、購入金額を平均化することができる。これがドルコスト平均法
ドルコスト平均法を用いて、積み立てNISAでインデックス投資をすることで大きな利益を生み出せるかもしれません
「暴落が来た」「評価額がマイナスになった」
と慌てずに「たくさん買い付けができてラッキー」
くらいの気持ちで投資を継続していきましょう!
まとめ
暴落が来てもコツコツ積み立てを継続する理由は理解していただけたでしょうか
暴落が来て評価額がマイナスになった場合でも、積み立て投資は継続し、保有し続けることが大切。暴落が来た時にも積み立て投資を続けることで、普段よりも安い価格でたくさんの買い付けができ、次に来る株価上昇時の恩恵を最大限に受けることができる。
まとめるとこんな感じです
ドルコスト平均法についても理解していただけたでしょうか
もちろんドルコスト平均法は完璧な手法というわけではありません
しかし、特に難しいことをするわけでもなく
定額で時間を分散しながら買い付けをすることにより
様々なメリットが得られるので、初心者の方はまずドルコスト平均法を実践してみることをおすすめします
ということで今回は以上になります
積み立てNISAは20年間という長期で運用できる利点があるので
コツコツ長い目で投資をしていきましょう!
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