今回の暴落はとてつもないダメージだ。おれのSBIネオモバイル証券の個別株も大損だよ
今回は大ダメージを受けている人がたくさんいそうだね。上手にバリュー株に切り替えられた人は上手く利益を出せているかもしれないけども。
積み立てNISAもけっこうな利益が出ていたのに、どんどん下がっている…。いっそのこと今のうちに利益確定してしまおうかな…。
それに関してはちょっと待った方がいいかもしれないな。積み立てNISAはできれば暴落中でも保有していてほしい。
でも僕のお金が…。
じゃあ今回は積み立てNISAで暴落時の注意点について解説するから、それを聞いてから考えてみておくれ。
お、おう。わかった。
積み立てNISAでコツコツと積み立てをして、ここ最近のマイナスで売ろうと考えている人も少なくないと思います。今回は積み立てNISAの暴落時の注意点について解説していくので興味がある人は是非見ていってください。
積み立てNISA暴落時の注意点
積み立てNISAで積み立て投資をしている場合の注意点はいくつかありますが、先に結論をお伝えしたいと思います
積み立てNISAで暴落が起こりマイナスになった場合でも、気にせずコツコツと積み立て投資を継続することで将来のリターンが大きくなる可能性が高まる。積み立て投資は暴落時に普段より多くの口数を買うことができるので、暴落している時に積み立てを止めることのないようにしたい。
以上の結論を踏まえて見ていきましょう
基本的に長期での運用が目的
こちらの画像を見るとわかるように、一年間で積み立てた金額は非課税期間が20年あり、その次の年に積み立てた金額はまた20年間の非課税運用期間があります
こんな感じで、超長丁場の運用なのです。そして、投資は長期間であればあるほど利益が発生しやすくなります。目先の損失に惑わされて売ってしまうことで、今後大きな利益を生む機会を逃してしまうかもしれません
これが、淡々と積み立てをするべきだと皆がいう大きな理由の一つです
売らずに積み立て投資継続
暴落が来ると、焦ってしまい長期の運用を止めてしまう人が出てきます。長期の運用が前提とされる積み立てNISAは途中で売ってしまうことで、その場では損失を免れるかもしれませんが、その先にある大きなリターンを逃してしまう可能性があります
こちらは過去5年間のS&P500の株価の推移です。所々大幅に下がっている所もありますが、長期で見ると右肩上がりで上がっていることがわかります
そして一番右側の赤丸の部分が現在暴落途中の現在です。こうして見ると、なんだか今の暴落もそれほどでもないように感じる人もいるのではないでしょうか。
もちろんこれからどこまで下がるのか、はたまた何かのきっかけで上がり始めるのかはわかりません
誰にもわからないことなので、まずは過去のデータを参考に長期で見れば上がってくれるはず!ということを信じてコツコツと積み立てをしていけばいつか報われる日が来るかもしれません
また、長期で運用することには他にも大きな利点があります
複利の効果でリターンを最大化
長期で運用することで複利の効果も最大限に活かすことができます
どういうことか簡単に説明すると、例えば元金100万円を運用していたとします。そして年率2%の利益が出たとしましょう。その場合この年は資産102万円になりますよね
そして次の年も運用で2%の利益が出たとします。その場合前回の利益が乗った102万円に対して2%の利益が出ることになります。このように長期で運用すればするほど運用資金が膨らみ、雪だるま式に資産の増加を狙うことができるんです
これが複利の効果です。長期の運用にはこのようなメリットもあるので、一回の暴落で売ってしまわず、まだまだ運用できる期間がある場合は積み立て投資を是非とも継続していきましょう
では最後に、売らない為にはどうすればいいかもお話して終わりにしたいと思います
売らずに淡々と積み立てをするには
簡単に売らないでというけど、含み益がどんどん下がっていったり、既にマイナスになっている人もいると思います。そういう人がどうやって売らずに乗り切れるかといったら、相場の状況を理解することが一番かなと個人的には思います
例えば今なぜこんな相場になっているか理解しているでしょうか。何もわからずに暴落をくらってしまうのと、現在の市場の状態を知って暴落相場にいるのでは全然気の持ちようが違ってきます
今回でいうと、テーパリングからの利上げが始まることが大きな要因とされています。テーパリングが終わることにより量的金融緩和は終了してしまいます。つまり、お金の供給が止まってしまうんですね
お金の供給が止まって次に利上げが開始されます。しかも今はオミクロン株の感染拡大も大きな問題となっています。こういったことが重なり、市場がびっくりして株価が大きく下がっているという見方もあります
一時的に大きく下げている場合、市場も現在の状態に徐々に慣れてくるはずなんです。つまりそのうち株価は利上げなどに対しても驚かなくなり、平常運転ができるようになります
こう考えると、今の暴落で今後も下がったとしてもそれは一時的なもので、また上がる所を待とうという気になる人も出てくるのではないでしょうか
このようにどうして現在株価は下がっているのか、市場がどういう状態なのかを理解しておくことで積み立て投資も安心して継続できるようになります
「株価がどんどん下がっているのに売らないなんて無理だよー」という人はまずこういった所から始めてみてください^^
まとめ
今回の記事をまとめるとこんな感じです
- 積み立てNISAは暴落が来ても淡々と積み立てを継続することが将来の大きなリターンへつながる
- 暴落が不安な人は、市場の状態を知るようにすることで市場の動きがわかり、暴落への恐怖も和らぐ
積み立てをNISAはドルコスト平均法を使った、長期で見れば利益が出る可能性の高い投資です。株価が下がっている時こそたくさん購入することができるのでチャンスだと思って、積み立てを継続しましょう!
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