ここ最近の下落で気持ちまで落ち込んでいる人がたくさんいることと思います
というのも米国の指数は揃って大幅に下げている状態だからです。利上げ自体はまだ始まってはいないのですが、テーパリングからの利上げにより、今回の下落で金融相場の終わりが伺えますね。下落局面というと「買い場が来るぞ!」と考える人もいると思います
もちろん買い場はやってくるとは思いますが、ただ今回の下落はここ数年の金融相場の下落とは違うので少し注意が必要かと個人的に思っています
今回は、この下落局面で私が思うことを書いていこうと思っているので、今後の投資の参考にしていただけたら幸いです
今回の下落で買い場だと考えている人へ
今回の下落で今までのように買い場が来るぞー!と考えている人もいると思います。もちろん私もそれは感じていますし、今後の買い場を見極めることは大切だと思います
ただ今回買い場がやってきたからといって、ここ数年間のように調子よく株価が上がるかといったら、そうではない可能性が大いにあります
というのも今までは量的金融緩和の恩恵もあり、お金が市場に出回っている状態だったわけです。いつかの記事にも書きましたが、ボーナスステージのような感じだったわけですね
そんな金融相場も終わり、今後は業績相場へと移行していくわけです。そうなると、今までのように買い場が来れば簡単に株価が上がる相場にはならない可能性が大きいです
つまり今回買い場だと考えている人は、今までのように簡単に株価が上がらないことを意識しておく必要があります。そして、しっかり企業の業績を見て投資をしていく必要があるという事です
そろそろ買い場かなと考えて、投資をしてみたはいいものの全然株価が上がらず不安に駆られて途中で売ってしまうなんてことにもなりかねません。それも今までの金融相場に慣れてしまっている人なら尚更あり得ます
相場の転換期が来ていることを意識して、今までとは違った値動きにも動揺することなく投資をしていきましょう
相場の振り返り
ここ最近の米国市場の推移を見てみましょう
これはここ一か月のS&P500の株価の推移です。-6.36%と大きく下げていることがわかりますね。特に年初来からの下げはすさまじいものがあります
今年は緩やかなスタートから始まり、こういった年はあまりいい成績を残せないという過去のデータもあります。焦らずゆっくり今後の状況を見ていきましょう
ダウ平均株価と、ナスダック100指数も見ると、やはりここ一か月で大きく下げていることがわかります
それもナスダック100指数は-10.76%と大幅に下げています。これは総合指数も同じでナスダックに関しては大幅な下げが確認されています
このように現在確認できるところでは良いニュースを探す方が困難かもしれません。この下げがいつまで続くかはわかりませんが下がっている最中に相場に参加をするような危険なことはせず、落ち着いて状況が確認できるところまでは、積み立て投資を継続していきたいですね
インデックス投資のリターンにも影響?
インデックス投資を継続している人は、リターンにも差が出ることを意識しておきましょう
詳しくはこちらで解説をしていますが、個別株だけでなく積み立て投資にも影響が出てくることと思います。昨年と比べると年のリターンにも差が出てくると思われるので、結果が出なくてもコツコツと積み立て投資は継続をしておきましょう
ネットでは、暴落が来たからと言って、「つみにー売った」などと言って積み立て投資の売却を煽ってくる人も見受けられます。暴落が来ていると、冷静な判断ができないことがあります
こういった時にネットのその場の言葉を鵜吞みにして売却してしまうことが一番もったいないので、自分で決めたスタイルを最後まで崩さずに投資をしていきましょう
まとめ
今回は相場の転換期が来ていることについて簡単に書かせていただきました
- 相場の転換期が来ている
- 買い場が来ても、思うように株価が上がらない場合がある
- 業績をしっかり見て投資をする必要がある
- ボーナスステージは終わり
- インデックス投資もコツコツ継続していくことが最善の方法
個別株はしばらく触らないで、インデックス投資をこつこつと継続していくのがしばらくメインになっていくかなと思います。私自身もこの下落の前に売った銘柄の資金は、インデックス投資に回していくつもりです
今後もまだまだ不安定な相場が予想されます。ニュースなど頻繁にチャックしたり他の投資家さんのコラムなどを見て、冷静に投資を行っていきましょう^^
最後まで見ていただきありがとうございました
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